夫婦共働き子育て中のりなパパです。
『自転車にもドライブレコーダーは必要なのか?』そんなお悩みの解決方法や解決に向けたアドバイスをお届けします。
我が家のように休日は親子でサイクリング。自転車で公園や買い物に行く方もいるかと思います。
今や自動車やバイクにドライブレコーダー(以下、『ドラレコ』)の設置は当たり前になりましたが、我が家は子供達が自転車に乗れるようになり、乗る機会も増えたため、自転車用のドラレコをつけています。
ドラレコは自転車用にも登場しており、今回はまさかの自転車事故や不運にも自転車の被害にあってしまった際に役立つ自転車用ドラレコをご紹介します!
- 自転車用ドラレコを知りたい方
- 自転車用ドラレコを検討している方
- 自転車用ドラレコの購入を迷っている方
自転車の被害とは?
自転車の事故や被害が増えていると聞くけど、一体どれくらい増えてるのか具体的に教えて欲しいです。
自転車同士の衝突事故
自転車同士が衝突し、乗員やペダルを踏ませるためのセントラルパーツなどが損傷することや、けがをすることがあります。
最近では歩行者との衝突事故もよく聞きますが、実は、自転車同士の事故も多くなっています。
歩行者との事故だけでなく、自転車同士の事故も増えています。お互いスピードも出ているため、擦り傷で済むだけにはならないこともあります。
平成31年の警察庁の調査では、自転車に関わる事故約46,000件で、約2,000件が自転車同士の衝突事故です。
全体から見たら約4%ですが、件数でいうと1日約6件衝突事故が起きていることになるんです。
私も自転車乗れるようになったんだけど、最近は私のようにヘルメットを被る人も増えてきたね!
自動車との衝突事故
自転車が自動車と衝突することで、自転車乗員が重傷を負ったり、死亡することがあります。
特に、自動車との接触事故で自転車乗員が被害を受けるケースは深刻なものとなることがあります。
自動車との事故の場合、最悪死亡するケースもあります。ただ残念のことに、自転車に関わる事故では、自動車との事故がもっとも高い割合となっています。
同じく警察庁の調査では、自転車に関わる事故約46,000件のうち、約36,000件が自動車との衝突事故です。
全体の約77%と約8割が自動車との衝突事故で、1日100件程度起きていることになります。
転倒や転落による事故
自転車に乗っている最中にバランスを崩し、転倒したり、急カーブや段差で車体を制御しきれずに転落することがあります。
これによって頭部や四肢を負傷することがあります。
同じく警察庁の調査では、自転車に関わる事故約46,000件のうち、約3,500件が自転車の単独事故です。
結構、自転車に関わる事故は多いことがわかりますね。
その他にも、二輪車(バイク)との衝突事故などもなり、自動車と同じように運転は危険との隣り合わせなのが数字からも見えてきますね。
駐車場や自転車置き場での盗難
自転車が駐車場や自転車置き場で盗難に遭うことがあります。
盗まれた自転車は所有者にとって経済的な被害となるだけでなく、利便性の低下や心理的なストレスも引き起こすことがあります。
自転車用ドラレコとはどんなもの?
自転車用ドラレコって見たことがないんだけど、実際どのようなものか教えてください!
自転車用ドラレコは、自転車に取り付けることができる小型のカメラシステムです。
非常にコンパクトになっていて、電池式や充電式があります。
通常、自転車のハンドルバーやサドルポストに取り付けられ、自転車の前方や後方の映像を録画することができます。
加害者や目撃者の証言だけでなく、映像の記録も提供できるため、保険会社や警察との交渉や法的手続きにおいて有利になることがあります。
また、さまざまな機能や特徴があります。衝撃を検知して自動的に録画を開始する「衝撃検知機能」や、GPSデータの記録機能、駐車監視モードなどが備わっていることもあります。
重要なのは、自身の安全や証拠保全に役立つということで、言った言わないが発生しにくくなります。
ちなみに自転車への設置件数はどれくらいなの?
自転車のドラレコ設置件数は統計がありません。
参考ですが自動車の設置は2022年6月のソニー損保の調べで約50%と半数が設置しています。
今後、ますますドラレコ自体の設置が増えると考えられます。
まだ設置件数自体は把握できていないけど自動車は約半数が設置だったよ。
自転車用ドラレコの魅力とは?
自転車用の魅力はどんなものがあるのかな?
事故の証拠となる映像の記録ができる
自転車事故が発生した場合、ドラレコの映像は自身の主張を裏付ける証拠として活用できます。
加害者や目撃者の証言だけでなく、映像の記録があることで自身の主張を強化することができ、保険会社や法的手続きにおいて有利になる可能性があります。
事故に不幸にも遭ってしまった場合、証言より映像は証拠につながりやすいので、有利になりやすいです。
JAFMate2010.3月号に自動車事故ではありますが、ドラレコが証拠になった事例があります。
映像の提出で裁判官が認定し、加害者と被害者が和解になったケースがあります。
安全意識が向上する
ドラレコが装備されていることで、自転車乗りはより慎重な運転を心掛けるようになります。
映像の記録があることで自身の運転状態を客観的に確認できるため、自分自身の運転スタイルを振り返り、安全に配慮した運転を心掛けることができます。
盗難対策をすることができる
自転車用ドラレコは、自転車の盗難事件に対する抑止力となることがあります。
ドラレコが取り付けられていることは、盗難犯にとって自転車が盗みにくいターゲットであることを示すことになります。
また、もし自転車が盗まれた場合でも、ドラレコの映像が犯人の特定や被害届の提出に役立つことがあります。
カメラで録画されていると十分な抑止力となります。
トラブルの記録をすることができる
自転車に乗っていると、車とのトラブルや危険行為を起こすドライバーとのトラブルに巻き込まれることもあるかもしれません。
ドラレコがあれば、映像の記録によって事情を客観的に示すことができ、自身の権利を守ることができます。
信号は赤だった青だった、そんな言い争いなく解決に導けるかもしれません。
ちなみに自転車用のドラレコっていくらぐらいするの?
自転車用のドラレコは一般的に10,000円前後ですが、安価なものだと5,000円程度から発売されています。
自転車用ドラレコが無いことで起こるお困りごととは?
ドラレコがないとどんなことが起こる可能性があるのか教えて!
事故の際の証拠映像が無い
ドラレコは事故やトラブルの際に、映像記録を残す役割があります。
もし事故に巻き込まれた場合、自転車にドラレコがないため、自身の言い分を裏付ける証拠映像がない可能性があり、保険会社や法的な手続きにおいて不利になる可能性があります。
証拠がないと争いごとになったり、長期化する可能性も秘めています。
オートバイや自動車とのトラブル時の証拠映像が無い
自転車乗りがオートバイや自動車とのトラブルに巻き込まれた場合、証拠映像がないために相手方の主張が強くなる可能性があります。
ドラレコの映像は、紛争の解決において有益な証拠として利用されることが多いです。
交通違反や危険行為を伝えにくい
もし自転車にドラレコがない場合、交通違反や危険な運転行為をしたドライバーや自転車乗りの取り締まりが難しくなります。
ドラレコがない状況では、目撃者の証言や他の証拠が頼りとなりますが、それだけでは十分な証拠力を持つことができません。
自転車盗難時の被害補償をしてもらいにくい
自転車にドラレコがある場合、盗難事件の際に犯人を特定する上で役立つ場合があります。
被害届を提出する際や保険金を請求する際、ドラレコの映像を証拠として提出することができるため、補償の受け取りや被害復旧の支援を受けることができます。
ドラレコはお互いの口頭での主張や目撃者より、映像があることは証拠としては強いようです。
まとめ
ドラレコは交通安全や証拠保全に役立つ重要な装備ですが、是非、ご利用を検討される際には、自身の運転状況や製品の機能などをよくご確認いただいたうえで、選択してください。
いざというときに、自分を守るために必要なアイテムです。是非、導入を検討してみてはいかがでしょうか。我が家は最近自転車の事故が増え、自転車の盗難も増えていることから取り付けを行いました。ついているという安心感と意識は変わりましたので、そういう所からもつけてよかったと思っています。
自転車用ドラレコの機能を少し教えて欲しいです!
発売中の各種自転車用ドラレコの主な機能をご紹介します。
①最新CPUチップを搭載・・・風景まで鮮明に映し出します
②自転車用に開発されたドライブレコーダー高画質の録画を実現するもの
③1台で前後同時に録画する2カメラ一体型・・・死角からの衝突も撮影可能なため臨場感のある映像をしっかり残します
④WDR・HDR機能搭載・・・昼夜問わず明るく白飛びや黒つぶれを抑えてくっきり録画します
⑤首にかけるだけで全方位を録画・・・新時代のドライブレコーダーで最大の特徴は「死角の最小化」
ご覧頂きましてありがとうございました🐤